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地域を守るセキュリティのスペシャリスト集団!「大優警備保障」を訪ねてみた。

地域を守るセキュリティのスペシャリスト集団!「大優警備保障」を訪ねてみた。
TOM
TOM
地域の安全を守る警備員さんってかっこいいよね〜
SARA
SARA
コンサートでもよく見かけるけど、あの人達のおかげで安心して楽しめるものね
TOM
TOM
警備中に、ムーンウォークで歩いたらかっこ良くない?やってる人いないかな〜
SARA
SARA
・・・いないと思うわよ・・・そんな歩き方したら警備にならないでしょ・・・
この記事は約7分で読めます。
可児市にある「株式会社大優警備保障」をご存知だろうか。
創業26年目を迎える企業で、「地域社会に安全を」を理念とする、安全のスペシャリスト集団である。今回は、代表取締役 山内 久司(やまうち ひさし)さんにお話をうかがった。
今回のツムギポイント
  • 家庭の危機が生んだ絆で創業
  • 地域社会に安全を!高齢者も主役の企業
  • 父の想いを胸に、福利厚生改革へ
  • 「離職率が低い」が強み
  • 安全のスペシャリスト、仲間募集中!

①家庭の危機が生んだ絆で創業

 

株式会社大優警備保障は、警備を中心に地域の安全を守る企業で、今年で創業26年目を迎える。山内社長のお父様と叔父様の二人で起業したが、その背景には家族の危機があったと話す。

 

「うちは、もともとは瑞浪市で八百屋を営んでいました。ところが、すぐ隣に大手スーパーが進出したことでお客様を奪われてしまい、経営が一気に苦しくなったんです。」

 

生計を立てるため、お母様と山内社長の二人が可児市へ移住し、お母様は新たな仕事を始めるなど、様々な苦心があったと、山内社長は当時を振り返る。

 

「私が高校2年生のときでした。父は一人瑞浪市に残り再建に奔走し、母は出身地である可児市で生活のためお店を始めました。母の弟で私の叔父が、可児市でコンサルタントをしていたので、相談しながら父も合流し、叔父と警備会社を立ち上げたのが創業のきっかけです。」

 

家庭の危機を乗り越えるため、家族が結束して生まれたのが、「大優警備保障」である。大優警備保障の社名は、創業者の一人である叔父、太田優(おおたまさる)さんの名前に由来している。

 

「会社は父と叔父の二人で始め、最初は二人の名前を社名に取り入れたいと考えていたそうです。ただ、良い案が見つからず、当時叔父が代表であったため、叔父の名前のみを採用したそうです。叔父は、起業後数年で亡くなりましたが、今もその名前を残しています。」

 

父と叔父の二人で始めた会社を、山内社長が受け継いだ形だ。家庭の危機が生んだ絆を土台に、設立26年の歴史を持つ「大優警備保障」は、地元の安全を守る企業として、可児市に深く根付いている。

 

②地域社会に安全を!高齢者も主役の企業

 

大優警備保障は、「地域社会に安全を」を企業理念に掲げ、地域住民の安全と安心を守るセキュリティのスペシャリスト集団である。

大優警備保障の警備業務は、大きく3つに分かれる。

 

1.交通誘導警備業務

道路工事や建築現場などで、安全と渋滞や事故を防ぐ目的で、歩行者や車両の誘導を行う業務。

 

2.施設警備業務

事務所や駐車場などの施設で、施設に来る人の安全と事故を防ぐ目的で、警戒に当たる業務。

 

3.雑踏警備業務

祭りやコンサートなどのイベントで、利用者の事故防止や混乱に対処する目的で、適切な整理や案内を行う業務。

 

「警備と言うと、皆さん大体ホームセキュリティを想像されますが、当社は企業様からの依頼を受けて業務にあたっています。」

 

警備の仕事は人の命を守る仕事。交通誘導により事故を未然に防ぐ抑止力になったり、施設警備による犯罪の抑止力となったりと、安全と安心をもたらす重要な役割を担っている。

 

「会社の理念は、従業員一人ひとりに浸透していて、『自分が地域の安全安心を守っている』という責任感やプライドを持って、皆さん業務に取り組んでいます。また、業務中に挨拶や感謝の言葉をいただくことで、自分が社会に貢献できていると実感でき、やりがいにもつながっています。」

 

現在、警備の需要が高く、業界全体で警備員が不足している。特に年末などの繁忙期には工事が増え、その問題が顕著になるという。

 

「当社は可児市を中心に車で1時間圏内で業務展開していますが、繁忙期はどこも人手が足りず、追加料金を払ってでも来て欲しいと、他県からの依頼も殺到します。嬉しい悲鳴なのですが、私たちも地元の仕事で手一杯なため、お断りするしかないのが現状なんです。」

 

警備業は特殊で、仮に「この現場は3人配置」という依頼であれば、必ず3人揃える必要がある。一般企業のように、一人で複数の役割を担うといった効率化が困難なため、警備員不足が深刻化しているという。

 

「人材が豊富であれば警備の仕事はたくさんあります。業界全体で隊員の高年齢化も進んでおり、当社も平均年齢は60歳以上です。逆に言えば、高齢者の方々の雇用の受け皿となっており、70歳以上の方も活躍できる職場であることが魅力でもあります。」

 

大優警備保障では、「地域社会に安全を」を企業理念に、高齢者の方も主役になれる、持続可能な職場環境を整備している。社会課題に寄り添い、可児市の高齢者のいきがいを創り出しているのだ。

 

③父の想いを胸に、福利厚生改革へ

 

山内社長は「考えるよりも行動」をモットーに、これまで様々な職種に挑戦し、多くの経験を積み重ねてきた。

 

高校卒業後、板前やバーテンダーとして約10年飲食業に携わる。その後、家業に入るも、当時の警備業が厳しい冬の時代だったため、将来性を感じず一旦離れた。

 

その後、派遣会社で派遣社員の管理業務に従事した山内社長であったが、あるとき父から事業継承の打診があったという。

 

「父に呼ばれて行くと真剣な表情の父に『継いでほしい。難しければ、会社を売却するか廃業することも検討している』という切実な相談でした。幸いにも、警備業界が右肩上がりに成長し始めたタイミングでもあったので、私は継ぐことを決意しました。」

 

父の会社への真剣な想いを受け、山内社長の心は動いた。山内社長は、会社を継いで今年で6年目となるが、「働きやすい職場環境の整備」を掲げ、社内の福利厚生制度を中心に改革を進めてきた。

 

以前は業界全体で値下げ競争が激しく、売上金をそのまま人件費に充てるなど、自転車操業のような状況であった。

 

しかし、その状況を鑑みた業界が国へ働きかけ、会社や従業員へ適切な利益還元ができる環境へと整備されてきた。同時に、取引先企業の理解と協力も得て、一定の利益を確保できるようになったという。

 

「社会保険加入は当然の義務ですが、原資がなければ継続できません。適切な利益を確保できるようになったため、全従業員の加入を推進しました。さらに、警備員にかける個別の保険も充実させて、一人ひとりが安心して働ける環境へと整備しています。」

 

「父が懸命に守ってきた会社なので、正直プレッシャーで押しつぶされそうになり眠れないときもあります。」

 

長く会社を存続させることは簡単なことではない。あと4年で創立30年を迎える大優警備保障。お父様の想いを引き継ぎ今度は山内社長が会社と地域社会を守っていく番である。今後も時代に合わせた進化を遂げていくだろう。

 

④「離職率が低い」が強み

 

大優警備保障の強みの一つに「離職率の低さ」が挙げられる。従業員数は約30人で、ここ数年でほとんど離職者がいないという。

 

「病気などの理由から仕方なく退職される方はいましたが、それ以外の理由で辞めた方はいません。一昔前は、業界的に気性の荒い方が多かったと聞きましたが、当社の従業員は、皆さん穏やかで優しい方が多いです。」

 

大優警備保障では、居心地の良い職場を目指し、以下の2つを重視している。

 

1.従業員一人ひとりに向き合い、適切な人材配置と柔軟な勤務調整を実施

2.従業員が意見を伝えやすい「親しみやすい」部長の存在

 

「人間関係も考慮して、従業員が気持ちよく働けるように調整しています。また、できる限り希望に添えるようシフトを組んだり、個々の状況に応じた勤務調整を行ったりと、配慮を心掛けています。さらに、部長が親しみやすい人柄で、従業員の意見をうまく吸い上げることができています。」

 

きめ細かな配慮が、従業員のストレスを軽減し、居心地の良い職場を実現している。また、こうした取り組みについては、父の助言の影響も大きいと語る。

 

「生活に困難を抱える方のサポートや、離職の危機のある方のケアなど、これまで様々な従業員と関わってきた父の経験があるため、相談することが多いです。」

 

困ったときは、家族の力で結束して協力し合う。それは、創業以来の家族経営ならではの阿吽の呼吸であり、大優警備保障を支え続けてきた。今後も、長く働ける魅力のある職場作りに期待が高まる。

 

⑤安全のスペシャリスト、仲間募集中!

 

「これからは人材を増やして警備業をより一層盛り立てたい」と山内社長は抱負を語る。

 

「現在の課題は、人材の若返りです。最近では、軽度の知的障害を患う20代の人材が入社してくれました。障害のある方も活躍してもらえる、あらゆる方にチャンスがある仕事なので、その点を積極的に伝えていきたいですね。」

 

警備員の仕事は「人の安全を守っている」という実感が得られ、年齢やスキルに関係なく挑戦できる、人と社会に優しい仕事である。

 

「これまではできる限り求人費用を抑えていましたが、最近はホームページを刷新するなど、人材確保に向けた採用活動に積極的に投資しています。成果が出るのはこれからですが、期待しています。」

 

大優警備保障は、創業26年の実績を持つ警備会社だ。「地域社会に安全を」という理念のもと、誰もが活躍できる職場環境の整備に力を入れている。

 

特に、高齢者から若者、障害のある方まで、人と社会に優しい経営を実践して、警備業界の新しい可能性を見出している。

 

地域社会の安全に貢献したい方、警備の仕事に興味がある方は、ぜひ問い合わせてほしい。安全のスペシャリストになるべく、第一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

 

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