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日本初!ビーグル愛から生まれた「ビーグルカフェRAPPY」を訪ねてみた。

日本初!ビーグル愛から生まれた「ビーグルカフェRAPPY」を訪ねてみた。
TOM
TOM
ビーグルってとっても鼻がいいらしいよ!
SARA
SARA
警察犬にもなるくらいだもんね!
TOM
TOM
ボクの無くしたパンツも探してもらおうかな〜
SARA
SARA
・・・かわいそうだからやめてあげて・・・ 
この記事は約6分で読めます。
本巣郡北方町にある「ビーグルカフェRAPPY」をご存知だろうか。
日本初のビーグル専門カフェとして、全国の犬好きから注目を集めている。今回は、代表の守屋 徹哉(もりや てつや)さんに、お話をうかがった。
今回のツムギポイント
  • 日本初!ビーグルへの愛が形に
  • 「ビーグルで元気に笑顔に!」がコンセプト
  • おやつガチャが醍醐味!
  • 地域のイベント出店に挑戦
  • 「犬カフェで触れ合う」が浸透してほしい

①日本初!ビーグルへの愛が形に

 

2024年11月29日、日本初のビーグル専門の犬カフェとして開店した「ビーグルカフェRAPPY」が注目を集めている。

 

「猫カフェや、自分の愛犬と行く『ドッグカフェ』はありますが、『ワンちゃんとの触れ合い』をメインにしている犬カフェは少ないです。最近ではサモエドカフェが全国的に増えていますが、ビーグル専門の犬カフェは日本で当店だけですね。」

 

守屋さんは、もともと会社員として働いていたが、「ビーグル専門の犬カフェを開きたい」という夢を長年抱いていた。そして、昨年ついにその夢を実現させたのだ。

守屋さんは、幼少期からビーグルと生活を共にしており、ビーグルに対して特別な想いがあるという。

 

「ビーグルとの生活は20年以上になり、今も自宅で2頭のビーグルを飼っています。とにかくビーグルが好きなんです。『一人でも多くの人にビーグルの良さを知ってもらいたい!そんな思いを持ち続け、新たな挑戦として、日本で唯一のビーグル専門の犬カフェを開きました。

 

当初は、都心部の店舗も検討していたが、ワンちゃんが快適に過ごせる環境を優先し、ある程度の広さを確保できる、地元岐阜での開店を決めた。

 

店名の「RAPPY」は、「LOVE」と「HAPPY」を合わせた造語である。守屋さんの愛犬の名前「ラッピー」にもちなんで名付けられている。

 

「お店にいるビーグルが、みんなに愛され幸せになってほしい。そんな想いを込めています。」

 

ビーグルへの深い愛から生まれた、日本初のビーグル専門の犬カフェ。ワンちゃんにとって快適な環境を優先し、岐阜から全国にビーグルの魅力を発信している。

 

②「ビーグルで元気に笑顔に!」がコンセプト

 

ビーグルは明るく活発な性格が特徴の犬種だ。また、スヌーピーのモデルとしてみんなに愛されていたり、空港で探知犬として活躍するほど賢かったり、多様な魅力を持っている。

 

「ビーグルと触れ合うことで、お客様に元気に笑顔になってほしいんです。」

 

これが守屋さんの考える「ビーグルカフェRAPPY」のコンセプトである。

店名に「カフェ」とあるが、飲食物の提供は行っていない。

 

「このお店でお客様に一番提供したいものは『ビーグルとの触れ合い』なんです。ビーグルと過ごす時間を目一杯楽しんでもらいたいです。」

 

実際、お客様の多くがビーグルと遊ぶのに一生懸命で、あっという間に時間が過ぎてしまうという。

 

現在、「ビーグルカフェRAPPY」にいるワンちゃんは全部で4頭。開店するにあたり、様々な縁が重なり愛媛県と滋賀県から2頭ずつお迎えしたという。

 

4頭全てが生後半年ほどの幼いビーグルです。お客様の上で寝てしまうくらい人懐っこくてとても可愛いですよ。今は手も掛かる時期で大変ですが、この子たちがもう少し成長したら、あと2頭くらい増やしたいな、と考えています。

 

建物の外観は、店舗というより一軒家に近く、アットホームな雰囲気が特徴。内装は木目をベースに統一されている。これは「ビーグルが猟犬として森にいるイメージ」を演出している。

 

「物件探しの際、ペット可の物件が少なくて、とても苦労しました。ここはオーナーさんのご好意でペット可にしてくださいました。理想的な環境だったので、この場所に決めました。」

 

「ビーグルカフェRAPPY」は、原則予約制、利用時間50分の完全入れ替え制を導入している。オープンして数ヶ月が経つ今、とても多くのお客様ご来店いただいてると、守屋さんは話す。

 

「ありがたいことに、土日はほぼ満席です。意外にも、全国各地からお客様がいらっしゃいます。中には、犬が苦手な方もいらっしゃって、例えばご夫婦でどちらかは犬が好きだけど、どちらかは苦手という方が、犬との触れ合いに慣れるために来店されることもありました。

 

「ビーグルカフェRAPPY」では、明るく活発なビーグル4頭との触れ合いを楽しむことができる。予約制を導入し濃密な時間を提供することで、コンセプトでもある「ビーグルで元気に笑顔に!」を実現している。

 

③おやつガチャが醍醐味!

 

「ビーグルカフェRAPPY」には、「おやつガチャ」という名物サービスがあり、お客様に好評だ。

 

ささみ肉や芋などのおやつが入ったガチャガチャを販売しています。ビーグルは食欲旺盛なので、おやつを見せるとすぐに寄ってくるんです。ビーグルの食いしん坊な様子を体験できるのが醍醐味で、来店された際には是非体験していただきたいです。」

 

また、お客様により楽しんでもらうために、最近は全6種類の缶バッジのガチャガチャ販売も開始した。このように「ビーグルカフェRAPPY」の店頭でしか手に入らない限定商品など、ビーグル好きにとって、楽しいサービスが目白押しである。

 

「ビーグルカフェRAPPY」の主な特徴は4つある。

1.ビーグル専門

2.小規模運営

3.リーズナブルな価格設定

4.元気いっぱいの犬と触れ合える

 

「他の犬カフェでは、1回に入るお客様の上限人数が多く、人と犬が密集した状態になりがちです。一方当店では、1回に最大約7人と少ない人数で区切っているため、ゆったりと触れ合うことができます。

 

また、気軽に利用しやすい価格設定や、元気いっぱいの犬と触れ合えることも、「ビーグルカフェRAPPY」の魅力だと守屋さんは語る。

 

「一般的な犬カフェは大型犬もいて、全体的に穏やかな雰囲気を魅力として打ち出しています。一方当店は幼い犬しかいないので、元気いっぱいの雰囲気が魅力です。元気なビーグルたちからは、たくさんのパワーがもらえます!」

 

「ビーグルカフェRAPPY」では、たくさんの楽しみを用意して、お客様を楽しませることに力を注いでいる。

 

④地域のイベント出店に挑戦

 

来店のきっかけの多くがインスタグラムだという。今後はSNSの他にも、地域のイベントなどを通じて、岐阜県内での認知度を上げ、地元にも愛されるお店にしたいと、守屋さんは抱負を語る。

 

「もちろん全国各地からお越しいただけることも嬉しいのですが、今は岐阜のお客様が少なく、県内での認知度の低さが課題です。今後はイベントなどで直接対面する機会を増やし、岐阜県内での認知度を上げたいです。」

 

将来的には、地元岐阜を含め、全国のビーグル好きが集まるビーグルと言えばビーグルカフェRAPPY』と言われるようなお店にするのが、今の目標だという。

 

「全国のビーグル好きが集まるお店を目指す上で、まずは今できることに集中して、一歩一歩着実に地盤を固めることを優先しています。」

 

全国から注目を集める「ビーグルカフェRAPPY」。SNSでの発信に加え、今後はイベント出店など地域に根差した活動にも挑戦する。地元岐阜での存在感を高める活動に、今後の展開が期待される。

 

⑤「犬カフェで触れ合う」が浸透してほしい

 

守屋さんは、犬カフェの可能性について語る

 

『犬カフェで触れ合う』が犬好きの方にとっての選択肢の一つとなり、浸透してほしいんです。実際、犬が可愛いからと飼ってはみたものの、結局育てられなくて捨てられる問題が一定数あります。私はそんなワンちゃんを少しでも減らしたいと思っていて、犬カフェがその解決策になると考えています。

 

犬カフェの誕生により、犬好きにとって「犬を飼う」以外に「犬カフェで触れ合う」という選択肢ができた。これは、人間と犬の両者にとって、問題解決に繋がる新たな選択肢である。

 

「『犬は可愛いけど飼うのは大変、でも犬と触れ合いたい!』。そんな方にこそ、犬カフェを積極的に利用してもらいたいんです。

 

守屋さんは決意を語った。

 

「まずはお店にいるワンちゃんが、生涯を通じて幸せであるように、全力を尽くします!」

 

愛犬との暮らしから生まれた「ビーグルカフェRAPPY」では、完全予約制・少人数制による、ゆったりとした空間で、4頭の元気いっぱいのビーグルとの触れ合いを楽しめる。

訪れる際は事前の予約がおすすめ。予約はSNSやホームページ、電話から受け付けている。その他詳しいことや営業日もSNSやホームページで確認することができる。

 

人と犬の幸せな未来を目指して、守屋さんは今日も挑戦を続けている。

 

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