建設業
岐阜市

人とのつながりを大切にする「Connect Design」を訪ねてみた。

人とのつながりを大切にする「Connect Design」を訪ねてみた。
TOM
TOM
サラはマイホーム建てるならどんなデザインにしたい?
SARA
SARA
私は庭園があって読書に集中できる家がいいわ
TOM
TOM
いいね!僕は部屋中鏡張りにして、どこを見ても自分が見える家がいいんだ!
SARA
SARA
・・・なんだか清々しいほどにナルシストね・・・
この記事は約8分で読めます。
岐阜市にある「株式会社Connect Design」をご存知だろうか。
こだわりのデザイン住宅と最高のおもてなしを提供する、一級建築士事務所である。今回は、代表取締役 杉山 正明(すぎやま まさあき)さんと、トータルスタイリストの茉穂(まほ)さんご夫妻にお話をうかがった。
今回のツムギポイント
  • 自分が描いた建築を実現するため独立
  • 人とのつながりを大切にしたい
  • こだわりのデザインと最高のおもてなし
  • 知名度が課題!お客様に選ばれる企業へ
  • 建築から全部つなげて岐阜に貢献したい

①自分が描いた建築を実現するため独立

 

Connect Design(コネクトデザイン)は、2021年10月に創業した。

 

杉山社長は、根っから建築が好きで、これまで建築一筋で仕事をしてきた。建築の学校を卒業後、住宅会社へ就職し、27歳で一級建築士を取得。その後、独立を果たした。

 

「会社員として働く中で、10代の頃に描いていた『自分がやりたい建築』と実際の仕事とのギャップが次第に生まれてきました。会社員の場合、出世のためという側面もあり、当時は「家づくり」に対する想いや考え方の違いに葛藤がありました。熟考した結果、自分が描いた建築を実現しようと独立を決意しました。」

 

「仕事だから仕方ない」と自分に言い聞かせながらも、心の中で葛藤を抱え続けたという。

 

当時、職場の同僚だった、茉穂さんにもずっと話を聞いてもらっていたそうだ。茉穂さんの支えがあってこそ独立を実現できた、と杉山社長は話す。

 

「独立するにあたって、不安しかなかったですが、失敗したとしても何とかなると覚悟を決めてチャレンジしました。」

 

創業当初は、まず小さな事務所でスタートした。しかし、堅実な経営と地道な営業活動により、順調に事業は拡大。2024年7月に約3倍の広さの事務所に移転を果たした。

 

「ありがたいことに、多くのお客様にご来店いただけるようになり、スタッフも雇いました。以前の事務所では広さに限界を感じ、お客様へのサービスにも制約が生じたため、移転を決めました。」

 

杉山社長は、創業時から3年以内には移転したいと考えていた。「自分が描いた建築を実現する」という想いを形にするため、夫婦二人三脚で地道に取り組んできた結果である。

 

②人とのつながりを大切にしたい

 

「コネクトデザイン」という社名には、杉山社長の魂が込められている。

 

「コネクトには『つながる』という意味があり、『人とのつながりを大切にしたい』という想いから社名を決めました。当社が提供する住宅も、つながりをテーマに幅広く揃えているので、お客様やスタッフ、パートナー様に至るまで、常につながりを意識しています。」

 

家が完成すると、お客様とお会いする機会が非常に少なくなるという。

 

「家を建てた後もお客様とのつながりを続けたいという想いを込めて、『コネクト=つなぐ』として名付けました。」

 

コネクトデザインでは、自社で家を建てたお客様に向けて、NISAなど日常で役立つ情報のセミナーの開催を検討している。杉山社長は、家づくりがゴールではなく、お客様とのつながりのスタートだと考えているのである。

 

生まれも育ちも岐阜の杉山社長は、「つながる」をキーワードに最終的に地域貢献を目指しているという。

 

「建築とは別のジャンルになるかもしれませんが、同じ岐阜出身の他業種の方ともコラボレーションして、岐阜を盛り上げたいです。」

 

住宅をきっかけに、人・モノ・コトをつなげて地域に貢献する。「コネクトデザイン」には、杉山社長の壮大な未来が描かれている。

 

③こだわりのデザインと最高のおもてなし

 

コネクトデザインは、ハード面とソフト面のそれぞれに強みを持っている。以下にハード面の強みを3つ挙げる。

 

ハード面の強み

1.こだわりのデザイン住宅

2.耐震等級3の最高ランクの耐震性能を実現

3.断熱性能が優れている

 

「『一級建築士が作るデザイン住宅』ということで、デザインにこだわりながら、高い耐震性能を実現しています。当社では、最高ランクの耐震等級3の取得をルールとしているのでご安心いただけます。さらに、断熱性能が優れている点もハードの強みです。」

 

次にソフト面の強みを3つ挙げる。

 

ソフト面の強み

1.子どもと一緒に楽しみながら相談できる

2.提供する飲み物などの食器類もこだわりのデザインを採用

3.五感を刺激する空間づくり

 

「当社は小さな会社なので、他社には真似できないサービス、『お客様への最高のおもてなし』に力を入れています。例えば、キッズスペースにいる保育士は、お子様の面倒を見るというよりも、一緒に楽しみながら過ごす姿勢を大切にしています。」

 

子どもの視点から見た場合、この姿勢の違いは大きい。繊細な子どもの心情を理解した、まさに「最高のおもてなし」を提供していると言える。

 

 

 

 

 

 

 

「また、当社はデザインにこだわっているので、お出しする食器類のデザインにも細心の注意を払ったり、観葉植物や流す音楽などの五感を刺激する仕掛けによって、打ち合わせの空間をカフェのような気軽さを演出したりしています。」

 

このように、「一級建築士が作るこだわりのデザイン住宅」と「お客様への最高のおもてなし」を両面の強みとするのが、コネクトデザインである。

 

さらに、デザインに関しては、お客様に寄り添ったトータルプロデュースを行っている。

 

「家の内装や外装はもちろん、ご依頼があれば、家具などのインテリアも提案します。せっかくこだわりの家を建てても、家の雰囲気に合わない家具を選ぶことで、アンバランスになってしまいます。そのバランスを整えるために、家具の提案も行っています。」

 

コネクトデザインでは、家を建てる前にプレゼンを行う。

 

「家を建てる際、予算が重要です。お客様の予算に応じて、こんな家ができるとプレゼンします。そのうえで、当社で建てたいとなれば、本格的なコーディネートが始まります。お客様は、家やインテリアのプロではないので、私たちが好みをヒアリングして提案するわけです。」

 

洋服で例えるなら、マネキン買いのように、頭からつま先までトータルでコーディネートするイメージである。

 

「プレゼンをすると、ありがたいことにほとんどのお客様が、当社で家を建てたいと言っていただけるんです。」

 

杉山社長は、デザインのトータルコーディネートも、「つながる」を意識して取り組んでいると話す。コネクトデザインのお客様への寄り添いは、まさに最高レベルである。

 

④知名度が課題!お客様に選ばれる企業へ

 

コネクトデザインで家を建てるお客様は、20〜30代の子育て世代が多い。人口減少という問題もあり、最近は家を建てる人が少なくなっているイメージがあるが、現状について杉山社長にうかがった。

 

「経済などの要因で、年度ごとに増減はありますが、基本的には減少傾向にあります。ただし、完全にゼロにはなりません。岐阜の住宅会社の中には、棟数を伸ばしている企業もあります。私たちも、お客様に選ばれる企業を目指して、地道に取り組もうと考えています。」

 

創業して3年、ここまで着実にお客様を増やしているが、課題も抱えていると杉山社長はいう。

 

「一番の課題は知名度です。お客様は、家を建てる際に多くても5社程度の会社から選ぶ傾向があります。一方、住宅会社の数は、岐阜だけでも何千社とあります。その中で5社に選ばれるには、知名度の向上が必要だと考えています。」

 

知名度を上げるため、さまざまな宣伝活動を行い工夫を重ねていると、茉穂さんは話す。

 

「チラシのポスティングや、立て看板、フリーペーパーへの掲載、Meta広告やGoogle広告など、これまで幅広く行ってきました。チラシは、去年まで反響がありましたが、今年は反応が少なく、厳しい状況です。当社にいらっしゃるお客様は、20〜30代の方が多いので、今後はインスタグラムなどのSNSに力を入れていきます。」

 

さまざまな活動を通じて身につけた宣伝の相場感と、顧客の年齢層を考慮することで、効率的に今後の方向性を示せるようになった。コネクトデザインのこれからのSNS戦略に期待が膨らむ。

 

⑤建築から全部つなげて岐阜に貢献したい

 

杉山社長は、今後のコネクトデザインについて、岐阜に根ざした他店舗展開をしたいと構想を語る。

 

「他県への出店はせず、地元である岐阜県内で最大3店舗増やしたいです。今いる場所は、長良川を挟んだ川北エリアなので、新たに川南エリアにもう1店舗出店して、さらに各務原や大垣にも店舗を展開したいと考えています。建築部門はそれが節目だと考えています。

 

杉山社長は、あくまでも岐阜に特化して事業展開をしていく方針である。さらに、建築だけでなく、全部つながるように他業種にも積極的に取り組みたいと考えている。そのため、飲食店も手がけたいと考えている。

 

今考えている構想は、毎年、『家の誕生日』として、当社で家を建てたお客様に私が経営する飲食店の食事券を贈るアイデアです。すべてのお客様とお会いするのは現実的ではないため、ご家族でご飯を食べにいらしてもらえれば、自然とつながることができるわけです。

 

とても素敵なアイデアだと感じた。この発想であれば、家を建てた後もお客様とのお付き合いが続く。つながりを大切にする強い想いが込められた、素敵なおもてなしのアイデアである。また、お店で扱う食材についてもアイデアを持っている。

 

地元の農業とタイアップして、地域交流の活性化につなげたいと考えています。これはビジネスで稼ぐというよりは、地域の役に立ちたいという感覚で考えています。

 

建築を起点に、全部つながりながら地域貢献を果たしたい。杉山社長の一貫した信念と岐阜への深い愛着が伝わってくる。

 

構想しているこれらのビジョンは、社員の方にも共有していて、全員同じ方向を向いているというから驚きである。

 

「面接時にビジョンを話します。社員には、仕事をしながらワクワクしてほしいんです。仕事は楽しいことばかりでなく、辛いこともあります。そのときに、掲げたビジョンに共感できなければ、ただ辛いだけになってしまいます。逆に、ビジョンと同じ方向を向ければ、その辛さがやりがいに変わっていくと考えています。そのため、最初に話しています。

 

ビジョンが明確に示されている企業であれば、共感できる社員が集まりやすく、社員も働きやすいだろう。このような取り組み一つにしても、杉山社長の細やかな配慮が行き届いている。

 

「社名に込めた想いに従い、つながりを軸に事業展開して、将来的に子会社をたくさん作りたいです。そうなれば、『コネクトデザイン』から『コネクト』へ社名を変える。それが私の目標です。」

 

コネクトデザインは、家づくりを通して、人との「つながり」を大切にしている企業である。杉山社長の岐阜愛とつながりを大事にしたビジョンは、建築だけでなく、飲食店や地域貢献活動にも広がっている。

 

これから家を建てたいと考えている方、コネクトデザインのこだわりを感じたい方は、ぜひ一度相談してみることをおすすめする。家を建てた後も続く「つながり」の第一歩を、踏み出してみてはいかがだろうか。

 

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