老若男女すべての人を輝かせたい!トータルビューティーサロン「ABLAZE」を訪ねてみた。





脱毛から筋トレ、足つぼマッサージまで、幅広いメニューで老若男女問わず多くの人に愛されているトータルビューティーサロンだ。今回は、代表の大澤 有矢(おおさわ ゆうや)さんにお話をうかがった。
- 店名「ABLAZE」に込めた"輝き"への想い
- 介護経験が活かされた独自の美容アプローチ
- 豊富なメニューで実現するトータルビューティー
- お客様の感謝の言葉が最大の原動力
- 一人ひとりに寄り添う地域密着型サロンの未来
①店名「ABLAZE」に込めた"輝き"への想い
ABLAZEという店名には、大澤さんの強い想いが込められている。
「AからZまで、つまりすべてを網羅したいという意味でAから始まってZで終わる単語を探していました。そんなときにABLAZEという単語を見つけたんです。」
ABLAZEは英語で「炎に包まれた」「輝いている」という意味を持つ。一般的にはあまり聞き慣れない言葉だが、そこには深い意図がある。
「ABLAZEは『明るく輝いて』という意味があり、通っていただくお客様に自信を持ってもらい、輝いてほしいという想いを込めて名づけました。スポットライトをお客様に当てるというイメージです。最初は覚えにくいかもしれませんが、お客様一人ひとりを輝かせたいという想いが伝われば嬉しいですね。」
今年6月で開業3年を迎えるABLAZE。その名前に込められた想いは、確実にお客様に届いているようだ。

②介護経験が活かされた独自の美容アプローチ
元々美容専門学校に通っていた経験もあり、美容への興味は昔からあったという大澤さん。
「20代の頃は介護の仕事をしていました。ずっと美容に携わる仕事をしたいと思っていたため、まずは足つぼとヘッドマッサージの民間資格を取得し、休日にマルシェなどのイベントに出店することから始めました。ずっと考えていた独立という夢に向けて、少しずつ準備を進めていきました。」
しかし、マッサージだけでは創業は難しいと感じた大澤さん。その後、エステサロンで3年半働き、マッサージ技術を向上させながら、脱毛やホワイトニングの技術も習得し、2022年7月に独立を果たした。
特筆すべきは、介護経験が美容サロンの独自性につながっていることだ。
「最近は介護脱毛という考え方が広まっています。VIOの毛があると介護時の処理が大変になるため、将来のことを考えて脱毛される50代、60代の方も増えています。介護の現場を知っているからこそ、そういった視点でのご提案ができるんです。」
介護と美容、一見異なる分野の経験が、ABLAZEの独自性を生み出している。大澤さんだからこそのご提案が、お客様のリピートへも繋がっているのだろう。

③豊富なメニューで実現するトータルビューティー
ABLAZEの最大の特徴は、その豊富なメニューにある。脱毛、ホワイトニング、整体、足つぼ、パーソナルトレーニングまで、まさにトータルビューティーサロンと呼ぶにふさわしい。
「一つのお店でいろんなメニューを体験していただけるのが特徴です。脱毛に興味がない方でも、マッサージやリラクゼーション、簡単なトレーニングなど、その人に合ったメニューを提案できます。」
特にパーソナルトレーニングは、一般的な相場の半額程度という通いやすい価格設定が魅力だ。
「当店のパーソナルトレーニングは、大会を目指すような本格的なトレーニングではなく、日常の健康維持や運動不足解消を目的とした方向けの内容となっています。無理のない範囲で体を動かすことの大切さを伝えていきたいですね。」
また、大澤さんは足つぼマッサージにおいて11年以上の経験を持つベテランでもある。
「足つぼには、第二の心臓と言われる足の血流を改善し、老廃物を排出する効果があります。やってみないとその良さは分からないと思いますが、体全体がすっきりしますよ。一家に一人、足つぼができる人がいると理想ですね(笑)。」
これらの豊富なメニューにより、ABLAZEは幅広い年代のお客様に対応している。

④お客様の感謝の言葉が最大の原動力
大澤さんに仕事のやりがいについて尋ねると、迷わずこう答えた。
「お客様からの『ありがとう』という言葉が一番嬉しいですね。『大澤くんがいてくれたから変われた』と言っていただけると、本当に励みになります。」
実際に、ABLAZEに通うことで人生が変わったお客様も多いという。
「細身で自信がなかった男性のお客様が、脱毛で青ひげがなくなり、トレーニングで筋肉質になった結果、自分自身に自信がもてるようになって、彼女ができたんです。そういう報告をいただけると、この仕事をやっていて本当によかったと思います。」
この「人を変える」「人を教える」という気持ちは、大澤さんが中学・高校時代の部活動を通して得た価値観だという。
「昔から、自分が強くなるだけでなく、周りの人も強くしたい、教えたいという気持ちがありました。それが今の仕事にもつながっています。」
人からの感謝の言葉が生きがいとなり、それが次のお客様への情熱につながる。このサイクルが、ABLAZEの成長を支えている。

⑤一人ひとりに寄り添う地域密着型サロンの未来
現在ABLAZEは完全予約制で、大澤さん一人で運営している。美容予約サイトなどは一切使わず、口コミだけで3年間営業を続けてきた。
「これからも、月に1〜3人程度の新しいお客様を迎えながら、リピートしていただけるお客様を少しずつ増やしていければと思っています。」
今後のターゲットとして、大澤さんはミドル世代とキッズ・学生に注目している。
「最近は小学生から高校生の脱毛も増えています。毛深いことでいじめに繋がったり、恥ずかしい思いをしたりする子どもたちのために、学生・キッズメニューも用意しています。」
一方で、美容業界の厳しい現実も見据えている。
「大手の脱毛サロンが相次いで閉店している現状を見ると、拡大路線は慎重にならざるを得ません。一人でできる範囲は維持しながら、より多くの方にABLAZEを知っていただきたいです。」
女性のお客様には、委託の女性スタッフと連携してサービスを提供するなど、小規模ながらも柔軟な運営を心がけている。将来的には、自宅でできるトレーニング指導や、グループでのレッスンなど、新しい形のサービス提供も検討中だ。
「2〜3人のグループで来ていただいて、自宅でできるトレーニング方法を教えるような、気軽に参加できるメニューも考えています。」
独立前は不安もあったという大澤さんだが、現在は充実感を感じている。
「独立してよかったのは、自由に使える時間ができたことと、ずっと感じていたストレスから解放されたことです。選択肢の限られた環境で働くのではなく、自分のやりたいように仕事ができる喜びは大きいですね。」
もともと「独立向きの性格」と言われていた大澤さん。実際に独立してみて、その言葉の意味を実感している。
「言われたことをやるだけでなく、自分で考えて仕事をすることで、多くのことを学べました。やってみないと分からないことがたくさんありましたね。」
ABLAZEは開業から3年、口コミだけで着実に成長を続けている個人サロンだ。大澤さんの「すべての人を輝かせたい」という想いと、介護経験に裏打ちされた独自のアプローチ、そして豊富なメニューによるトータルビューティーサービスが、多くのお客様に支持されている。
大規模展開ではなく、一人ひとりのお客様に丁寧に向き合う地域密着型のサロンとして、ABLAZEは今後も岐阜の人々を輝かせ続けていくだろう。
美容に関するお悩みがある方は、一度ABLAZEを訪れてみてはいかがだろうか。大澤さんの温かい人柄と確かな技術で、きっとあなたも新しい自分に出会えるはずだ。

詳しい情報はこちら