誰でもきれいになれる!シミケアエステサロン「FleurBeaute」を訪ねてみた。





「日本で一番安いシミ取り」を掲げ、主婦層でも気軽に通える価格設定にこだわりながら、高い技術力で確実な結果を出し続けるサロンとして、口コミだけで多くのお客様に愛され続けている。今回は、代表の岸本 花奈(きしもと かな)様にお話をうかがった。
- フランス語の店名に込められた想い
- 前職での経験と独立への道のり
- シミの種類を見極める独自の技術力
- 日本一安い価格設定へのこだわり
- 食事指導を通じた美容と食事へのこだわり
- 肌悩みに寄り添う、頼れる存在を目指して
①フランス語の店名に込められた想い
「FleurBeaute(フルールボーテ)」という店名は、フランス語の「フルール(花)」と「ボーテ(美)」を組み合わせた造語だ。その由来を岸本さんは笑顔で教えてくれた。
「自分の名前に“花”という字が入っていることから『フルール』という言葉を選びました。『自分のお店だからこそ、自分らしい名前にしたい』という想いを込めています。」
また「フルール」という言葉には昔から縁があったという。
「昔住んでいたアパートの名前にも『フルール』という言葉が入っていて、ずっと一緒にいるような感じがしていました。店名を決める時も、自然に決まり、すぐに馴染みましたね。」
長年親しんできた「フルール」という響きと、自分の名前に込められた「花」への想いが自然に結びついた結果生まれた「FleurBeaute」は、今では多くの女性に愛され親しまれ、岐阜のシミケア専門サロンとして確固たる地位を築いている。
②前職での経験と独立への道のり
岸本さんがシミケア専門サロンを始めたきっかけは、前職での経験と、自身の出産後の肌の変化にあった。
もともと全国展開する大手化粧品会社のフェイシャルマッサージエステに勤務していた岸本さん。日々多くのお客様と接する中で、肌に関するさまざまなお悩みに耳を傾ける機会も多く、『もっと確かな方法でお応えしたい』という想いが次第に芽生えていったという。
そんな中、出産を機に自身の肌にも変化が現れる。
「出産をきっかけに、自分自身もシミがぐっと増えて気になるようになりました。同じようにお客様からも、シミに関するお悩みを直接いただくことが多くなって、『本当に効果のある方法で、お一人おひとりとしっかり向き合いたい』と思うようになったんです。」
現場でのリアルな声と、自身の実体験が重なったことが、大きな転機となった。
「一時的なケアではなく、しっかり結果を出せる施術を届けたいと思い、本格的に勉強を始めました。」
岸本さんは「本当にシミに効果がある方法」を模索し始めた。さまざまな講習に足を運び、シミケアについて徹底的に調べ上げる日々。その結果、たどり着いたのが「シミケア専門サロン」という道だった。
独立までの道のりは決して平坦ではなかった。約10年前、最初は石川県金沢市で自宅サロンを立ち上げたが、いきなり専業で始めることに不安があったという。当時は昼間にエステ、夜は別の仕事をするという二重生活を4年間続けた。
「今思うと、よくやっていたなと思います。なんとかサロンを続けていこうと必死の生活でした。」
その後、地元・岐阜への想いが強くなり、2018年には岐阜市内に拠点を移転。ここから本格的に、シミケア専門サロンとしての歩みをスタートさせた。
「岐阜に移ってからは、この地でしっかりと根を張り、サロンとしての歩みを本格的に進めていこうと決めました。」
『自信を持って、お客様と関わりたい』そんな純粋な気持ちが、すべての原点だった。たくさんの出会いと積み重ねてきた時間が、いまのサロンをかたちづくっているのだ。
③シミの種類を見極める独自の技術力
FleurBeauteの最大の特徴は、シミの種類を正確に見極める技術力にある。一般的な美容サロンでは、シミは一律に同じ方法で施術されることが多いが、岸本さんのアプローチは全く異なる。
「実はシミは何十種類にも分類されるんです。それぞれのシミの性質や原因が違うので、そのシミに合った施術をしないと、逆に肌を傷つけてしまったり、全然効果が出なかったりするんです。」
岸本さんは、細かい点状のシミ、ムラがあり広がったシミ、ぽんと大きく濃いシミなど、それぞれに最適な施術方法を使い分ける。
「大体の種類は見ただけでわかります。長年の経験と勉強の積み重ねで、そのシミに合わせた施術方法を判断できるようになりました。」
また、シミの治療といえば、一般的にはレーザー治療が主流だが、岸本さんは違うアプローチを提案する。
「レーザーは確かに効果が早く、すぐに変化を感じられる施術です。ただ、数年後にシミが再発してしまうケースも少なくありません。私の施術は、すぐに劇的な変化があるわけではありませんが、時間をかけて丁寧にアプローチするぶん、シミが戻りにくく、きれいな状態を長く保てるのが特徴です。」
施術には専用の機械を使用しているが、その扱い方や力加減には、岸本さんならではの工夫がある。
「お客様からは『力加減が他と違う』『他では取れなかったシミが、ここでは取れた』といった声をよくいただきます。同じ機械でも、使い方ひとつで結果はまったく違ってくるんです。」
施術後の効果の現れ方にも、方法によって差がある。早ければ1週間ほどで変化が現れ、大きなシミでも1ヶ月ほどで目に見える効果が期待できるという。ただし、肌の奥深くから再生を促す施術のため、一時的にシミが濃く見えたり、皮がめくれたりといった“ダウンタイム”は避けられない。
「手術をしたような状態になることもありますが、それは肌が新しく生まれ変わっている証拠なので、通過点として必要な過程なんです。」
10年間ノークレームで続けてきたという実績も、技術の確かさを物語っている。
「効果が出なかった、という方は今のところいらっしゃいません。むしろ、ちゃんと結果が出ているからこそ続けてこられたんだと思います。」
長年積み重ねてきた経験と丁寧な施術の積み重ねが、岸本さんの大きな信頼につながっている。
④日本一安い価格設定へのこだわり
岸本さんのもうひとつのこだわりは、「日本で一番安いシミ取り」を掲げた価格設定にある。現在、時間無制限で提供しているシミケアの料金は8,800円。業界内でも破格の安さだという。
「いろいろ調べていますが、うちより安いところは出てこないんです。8,800円で時間無制限でシミケアができるところは、日本中どこを探してもないと思います。」
そう語る岸本さんには、価格以上の強い想いがある。
「お客様の多くは主婦の方で、なかなか自分のためにお金を使うことができない方も多いんです。家族とのバランスも大切ですし、『シミ取りは高いからできない』と思って諦めてしまうのは悲しいことだと思っています。」
独立当初は、なんと4,800円というさらに破格の価格でスタートした。
「最初は、とにかく手に取りやすい金額でやってみようと思ったんです。いろんな方に試してもらいたかったし、とにかく“知ってもらうこと”が一番でした。」
物価高騰の影響を受けて価格は見直したものの、「絶対に日本一安いというのは譲りたくない」という信念は今も変わらない。
「『本当に普通の人でも手が届く、誰でもきれいになれるよ』って伝えたいんです。この金額でやっているのは、そのためです。」
さらに、広告は一切使わず、集客は口コミのみで行っているというのも特徴のひとつだ。
「効果を実感してくださったお客様が、自然と広めてくれているんです。だから広告費は使いません。そのぶん価格に反映して、できるだけ安く提供したいと思っています。」
“きれいになりたい”という想いは、特別な人だけのものではない。どんな状況の方にも、無理なく手を伸ばせる方法で。岸本さんのシミケアには、そんな静かなやさしさと、強い芯が込められている。
⑤食事指導を通じた美容と食事へのこだわり
岸本さんの施術は、ただ表面のシミを取り除くだけにとどまらない。根本的な改善を目指して、食事指導にも力を入れている。
「シミの原因をたどっていくと、実は“食生活の乱れ”が関係していることも多いんです。選ぶ食べ物や栄養の偏りが、シミをつくりやすい肌につながってしまうこともあります。そこをしっかり伝えないと、またシミができてしまうんです。」
食事に関する専門知識も豊富な岸本さんは、普段の生活に取り入れやすい内容を軸に、丁寧なアドバイスを行っている。
「たとえばフルーツでも、朝に食べてもいいものと、避けた方がいいものがあるんです。ソラレンという成分が入っている果物は、紫外線と反応してシミができやすい肌になってしまうことがあるんですよ。」
こうした情報は、月に一度、LINEを通じて定期的に配信している。
「お金をかけずに、ちょっとした意識で変わることをお伝えしています。『ここを気をつけるだけで肌が変わってきますよ』ということを、日々の暮らしの中に取り入れてもらえたらと思っています。」
岸本さん自身もまた、日々の食事管理を徹底している。
「普段から外食はほとんどしないんです。したとしても、食べるものは慎重に選びます。」
その意識は、家族の食卓にも及ぶ。
「我が家では日頃から使う食材や調味料にこだわっており、できるだけ添加物を避けたり、小麦粉や牛乳といった食材の摂り方に気をつけるようにしています。」
毎日の手作りによる食事管理の効果は大きく、子どもが風邪を引かなくなったという変化も実感している。
「すべて手作りで整えるようになってから、本当に風邪を引かなくなったんです。」
その取り組みはお客様にも波及し、共感の輪が自然と広がっている。
「『小麦粉生活をやめてみたよ』『お菓子やめてみました』って、みなさん一緒に変化を楽しんでくださっています。一つずつ改善している感じです。」
今後は、美容と食事のつながりをより深めていくような場づくりにも関心を寄せている。
「美容と健康、美容と食事という視点でもっと考えていきたいと思っています。飲食店はなかなかハードルが高いですが、いつかはそういったことにも挑戦したいです。エステサロンと並行して、食の面でも何か提供できる形が理想ですね。」
岸本さんのサロンは、外見の美しさだけではなく、その土台となる暮らしの整え方そのものを、やさしく届け続けている。
⑥肌悩みに寄り添う、頼れる存在を目指して
現在、FleurBeauteではさらなる技術向上に取り組んでいる。中でも力を入れているのが、より詳細なお肌の観察を通じた、皮膚がんの早期発見や体の不調の兆しへの気づきだ。
「年配のお客様も来られるので、皮膚がんなども肌を通して見極められるようにならないといけないと思っています。肌の色を見て、どこの内臓が負担がかかっているかなどが見えてくることもあります。」
専用の顕微鏡のような機器を使い、肌の状態をアップで確認しながら、小さな変化を丁寧に観察している。
「“何が起きているんだろう”と思ったときは、機械で拡大して見たりしています。ただ、不安にさせてはいけないので、不確かなことはお伝えしないようにしています。」
医師ではないため診断は行えないが、違和感に気づいて声をかけることで、早期発見や早めの受診につながれば——そんな思いで取り組んでいる。技術を深め続ける姿勢は変わらない。岸本さんは現在も、関連する学びを日々重ねているという。
「お肌を通して内面のことに気づいてあげられるサロンに進化していきたいです。もっと言うと、がんになった時の有効な治療方法とか、そういう方向まで勉強が進んでいます。」
お客様一人ひとりとの関係性も、岸本さんが何より大切にしていることのひとつだ。LINEでの予約対応も、あえて自動返信は使わず、必ず手打ちで返しているという。
「自動返信ではなく、ちゃんと一人ひとりに合わせて考えて送っています。集客を人に任せるのは怖いので、お客様と直接やり取りすることを大切にしています。」
10年間、シミケア一筋で歩み続けてきた岸本さん。自分の手で積み重ねてきた日々が、今のかたちにつながっている。
「気づけば一番続いている仕事ですし、自分にとって自然な道だったのかなと思います。」
現在では、毎日予約が入るほどの人気サロンとなったFleurBeaute。それでも、岸本さんの想いは変わらない。
「まだ知らない人も多いので、もっとたくさんの方に知ってもらえたら嬉しいです。一人でも多くの方に、本当に効果のあるシミケアを受けていただきたいと思っています。」
シミに悩む女性たちにとって、確かな技術と手の届く価格、そしてまっすぐに寄り添う姿勢を持つFleurBeauteは、まさに頼れる存在だ。
肌の悩みとじっくり向き合いたい方はぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。『誰でもきれいになれる』という岸本さんの想いが、これからもたくさんの笑顔を生み出していくに違いない。

詳しい情報はこちら