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大垣市

心・体・考で子どもの可能性を引き出す「JPCスポーツ教室大垣店」を訪ねてみた。

心・体・考で子どもの可能性を引き出す「JPCスポーツ教室大垣店」を訪ねてみた。
TOM
TOM
最近体幹トレーニング始めたんだ〜 ブレない男って憧れる!
SARA
SARA
今のあんた、立ってるだけでグラグラしてるけどね・・・
TOM
TOM
昨日は冷蔵庫の前で10分間、片足で耐えるトレーニングしたんだよ!
SARA
SARA
・・・それトレーニングじゃなくて、ただの夜食への葛藤でしょ・・・
この記事は約8分で読めます。
大垣市にある体幹トレーニングを中心とした総合スポーツ教室「JPCスポーツ教室」をご存知だろうか。
株式会社トモトレが運営するJPCスポーツ教室フランチャイズ店で、子どもたちの心・体・考の成長を支援している。今回は、代表取締役の田中 優貴(たなか ゆうき)さんにお話をうかがった。
今回のツムギポイント
  • 寄り添い、導く。JPCという名に込めた約束
  • 友人の挑戦が背中を押した、人生の大きな転機
  • 体幹トレーニングで育てる“心・体・考”の土台
  • “できた”の実感が、子どもの世界を広げていく
  • つながりの先へ、地域を超えた出会いと挑戦

①寄り添い、導く。JPCという名に込めた約束

 

「JPCスポーツ教室」という名前には、子どもたちへの深い愛情と、教育への信念が込められている。教室名の由来について尋ねると、田中さんは一つひとつの言葉を選ぶように、丁寧に語ってくれた。

 

「“JPC”は、“ジュニアプロモートコーチ”の頭文字を取ったものなんです。“ジュニア”はもちろん子どもたちのこと。“プロモート”には促進するという意味があって、子どもたちの可能性を引き出し、成長を後押ししたいという想いが込められています。“コーチ”という言葉は、私たちにとって特に大切なキーワードです。学校の先生や監督のような指導者とは少し違って、子どもたちと同じ目線に立ち、寄り添いながら一緒に進んでいく存在。それが私たちの考える“コーチ”なんです。」

 

JPCが目指す「コーチ像」は、アメリカのメジャーリーグにおける“コーチ”のような在り方に近いという。上から指示を出すのではなく、チームの一員として選手を支える存在。JPCのコーチたちも、子どもたちの横に立ち、それぞれの目標までの道のりをともに歩んでいく。

 

「私たちは、押し付けるような指導ではなく、人としての尊重を前提に接することを大切にしています。コーチは上に立つのではなく、並んで歩く存在ですから。だからこそ、子どもたちからも“コーチ”と呼んでもらえる関係性を築いています。」

 

JPCスポーツ教室という名前には、ただ技術を教えるだけではない、子どもたちの人生そのものに伴走する覚悟が込められている。「目標まで運ぶ」――その言葉通り、子どもたち一人ひとりに向き合う姿勢が、名前からも静かに伝わってくる。

 

②友人の挑戦が背中を押した、人生の大きな転機

 

田中さんがJPCスポーツ教室のフランチャイズに加盟する決意をした背景には、ある“同級生の存在”があった。その人物とは、小学校時代からの親友であり、JPCスポーツ教室を立ち上げた髙木社長だ。

 

「髙木社長とは小学校の同級生なんです。一緒に少年野球をやっていて、当時からすごく仲が良くて。彼は、卒業後、金融機関に就職して7〜8年働いていたんですが、その後に思い切って脱サラして、自分で事業を始めたんですよ。最初は、“子どもに関わること”“社会に貢献できること”を軸にして、JPCの1店舗目を立ち上げました。」

 

当時、田中さんは電力会社で営業として働いていた。14年という長いキャリアを重ねる一方で、友人の新たな挑戦をそばで見守り続けていた。最初は半信半疑だったが、徐々に教室に子どもたちが集まり、フランチャイズ店舗が全国へ広がっていく姿に心を動かされていったという。

 

「ちょうど転職を考えていた時期でもあって、次にやるなら“会社に勤める”というより、自分で事業をやってみたいと思っていたんです。“どうせやるなら自分で店を持ってみよう”と決断しました。」

 

その決断の裏には、「家族の存在」も大きかった。子どもが生まれたことで、仕事に対する考え方が変わっていったと田中さんは語る。

 

「子どもができて、価値観が本当に変わりました。大きな会社って、どうしても自分の働きが見えづらい部分があるじゃないですか。でも、もっと身近な人に直接届くような仕事がしたいと思ったんです。この教室は、まさに自分の子どもが対象になるし、地域のインフラとして機能していける。そういうところにもやりがいを感じています。」

 

信頼する友人の挑戦、自分自身のキャリアの節目、そして家族の存在――。さまざまな要素が重なったことで、田中さんは大きな決断を形にした。新たなステージへ踏み出すその姿には、確かな覚悟と静かな情熱が宿っている。

 

③体幹トレーニングで育てる“心・体・考”の土台

 

JPCスポーツ教室の大きな特徴は、「KOBA式体幹バランストレーニング」を軸にした独自の指導方針にある。技術ではなく、「心」「体」「考」にフォーカスする理由について、田中さんはこう語る。

 

「よく“心技体”って言いますよね。でも、うちはあえて“技”を抜いているんです。技術っていうのは、ラケットのスイングの角度やフォームのような、専門的な動作のこと。でも、私たちはサッカーやテニスの専門コーチではありませんから、それぞれのスポーツの監督や指導者の領域には踏み込まない。そのかわり、そこにつながる“土台となる体の動き”を教える、そんなイメージです。」

 

このスタンスにより、JPCはどんな競技にも応用できる「基礎力」を育てる場として、多くの子どもたちから支持されてきた。他のスポーツクラブと競合することなく、どんな競技にもつながる“土台”を築くことを目指している。

 

JPCで導入している体幹トレーニングは、「KOBA式体幹バランストレーニング」という、プロのアスリートも実践しているメソッドだ。田中さんも、専門資格を取得し、指導にあたっている。

 

KOBA式体幹バランストレーニングは、木場克己さんという体幹トレーニングの第一人者が開発されたものです。長友佑都選手や池江璃花子選手など、多くのトップアスリートも取り入れていて、信頼性の高いトレーニングです。」

 

このトレーニングを通じて育てているのは、身体だけではない。「心」の部分――つまり、メンタルも鍛えられていく。限界を超える体験が、子どもたちに大きな自信を与えている。

 

「60分間、本当にきついトレーニングをします。子どもが“もう無理かも”と思うその瞬間に、“あと1回いける”って背中を押してあげるんです。自分ひとりじゃできない1回ができると、“俺、できるんだ”っていう感覚になるんですよね。それが、すごく大きな自信になるんです。」

 

技術よりも先に身につけてほしいのは、自分の限界を超えられるという実感。それは、どんな競技にも通じる“生きた土台”になる。JPCスポーツ教室で行われている体幹トレーニングには、そうした確かな意味が込められている。

 

④“できた”の実感が、子どもの世界を広げていく

 

JPCスポーツ教室が子どもたちと向き合ううえで大切にしているのは、「苦手をできたに変える」という約束だ。特に体操クラスでは、保護者とのあいだで明確にこの目標を共有し、ひとつずつ成功体験を積み重ねていく姿勢を貫いている。

 

「体操クラスでは、“できないことをできるようにする”というのが保護者の方との約束なんです。私たちは、“苦手をできたに変えること”をいちばん大切にしています。たとえば、鉄棒の前回りができなかった子が、鉄棒好きになって、逆上がりまでできるようになる。そういう変化を間近で見てきました。」

 

この「できた」という感覚は、技術面だけにとどまらず、子どもたちの心にも大きな影響を与えている。JPCでは、集団行動や社会性の成長にも力を入れており、子どもたちの内面に起きた変化を何度も見てきた。

 

「最初は全然輪に入れなかった子が、2、3ヶ月で仲間と一緒に行動できるようになることもあります。先生の話が聞けなかったり、物を散らかしていた子が、気づけば年下の子に優しく教えていたり。ここでの学びを通して、集団性が育っていくんだと感じます。」

 

現在田中さんが運営するJPCスポーツ教室は3店舗あり、そのうち約8割を子どもたちが占めている。スポーツの上達や心身の変化が数多く報告されている。

 

「大会での目に見える結果ももちろん大切ですが、“軸がぶれなくなった”、“当たり負けしなくなった”というように、自分自身の感覚として変化を実感している子がとても多いんです。」

 

体の軸が安定することで、思い描いた通りに体を動かせるようになっていく。その積み重ねが、スポーツの場でも、日常生活の中でも、子どもたちの自信へとつながっていく。JPCでの時間は、ただの運動ではなく、“自分を信じる力”を育てている。

 

⑤つながりの先へ、地域を超えた出会いと挑戦

 

田中さんが描くビジョンは、スポーツ教室という枠にとどまらない。目指しているのは、地域全体をつなぐコミュニティの形成だ。現在運営している3店舗はそれぞれ約10キロずつ離れており、異なる校区の子どもたちが関わり合うことのできる、貴重な場所となっている。

 

「この3店舗をつなぐイベントを計画して、実際に開催しています。たとえば大垣店で夏祭りを行ったり、垂井店で冬祭りを実施したりしています。そこに、すべての店舗に通う子どもたちが集まるんです。普段関わることのない地域の子どもたちが触れ合える機会はとても少ないので、大切な時間になっていると感じています。」

 

こうしたイベントは、子どもたちの交流だけでなく、地域のつながりを育てる役割も担っている。田中さんは、さらに先を見据えた仕組みづくりも考えているという。

 

「ここで育った子どもたちが、将来アルバイトとして戻ってきてくれたらうれしいなと思っています。実際に、岐阜県内の他の店舗では、ここで体幹トレーニングを学んで、今は教える立場になっている子もいるんですよ。自分が学んだことを、次の世代に伝えるという経験は、その子自身にとっても大きな成長になりますし、私たちにとってもすごくうれしい循環だと感じています。」

 

このようにして、世代を超えたつながりが生まれ、続いていく場所をつくりたい。そんな思いから、本部ではさらなる展開も進めている。

 

「将来的には、羽島市に大型施設の建設を計画しています。イメージとしては、スポーツ版のキッザニアのような場所ですね。子供たちがここに来れば、野球やサッカー、テニスなどの様々なスポーツの体験ができたり、日本のトップアスリートが世界で活躍するために切磋琢磨しながらトレーニングをするような施設にしたいと考えています。」

 

その先には、海外展開という夢も見据えている。日本独自の“体育文化”には、まだまだ発信できる価値があると田中さんは話す。

 

「実は、体操や跳び箱といった日本の体育文化は、海外ではあまり普及していないんです。もちろんサッカーやテコンドーのようなスポーツはあるのですが、こうした基礎的な体の動きを身につける機会は少ないように感じます。私たちが大切にしているのは、身体の力だけでなく、礼儀やあいさつなどの社会性も一緒に育てていくこと。それが私たちの強みだと思っています。」

 

こうした挑戦を積み重ねる先に、国境を越えた広がりが待っているかもしれない。JPCスポーツ教室の目指す未来は、地域にも、そして世界にもつながっている。

 

運動が苦手な子どもたちや、新しい挑戦をしてみたい子どもたちは、ぜひJPCスポーツ教室を訪れてみてほしい。体幹トレーニングを通じて、心・体・考の成長を実感することだろう。

 

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